子育て日記~三人娘~

三人娘の子育て中の出来事を昔のことも今のことも思い出して書きます。誰かのお役に立てれば嬉しいです。

手足口病

手足口病は真ん中の娘が年長の時と、一番下の娘が年少の時になったことがあります。

真ん中の娘の時は、とてもかわいそうでした。

手足口病は周りでお友達がたまになって、話に聞いていたけれど、症状が軽く、それほど苦しい病気という印象はありませんでした。

でも、真ん中の娘の手足口病は違いました。

 

熱が出て、手の先、足の裏、口の中などにうっすらとぶつぶつができ始めた頃、病院に行きました。

先生は手足の様子、口の中をじっくりと確認して、手足口病とのこと。

特別な治療薬はないので、水分をとって様子を見るように言われました。

それまでは痛みもそれほどなく、ご飯も食べれていたのですが、家に帰ってからが大変。

飲んだり、食べたりすると火が付いたように痛がって泣くようになり、口の中を見ると、舌の先に大きな口内炎が。

そのうち、口の中に食べものが入っていない時でも痛がるようになり、我慢するもこらえきれなくなって、大泣きするの繰り返し。

見ていて本当にかわいそうでした。水分は必要だと思ってストローで飲ませましたが、

これも痛くて思うように飲めないようでした。

痛み止めも試しましたが、少しは痛みが和らいだようでしたが、すぐに効果が切れてしまい、

夜も眠れず、娘は疲れて、うとうとしては大泣き、うとうとしては大泣きを繰り返すばかり。

涙をぽろぽろ流して、布団に巻き付いて、夜通し痛がっている姿は本当にかわいそうでした。

次の日、何か痛みを和らげるお薬はないか、すがる思いでもう一度病院へ。

口内炎につける塗り薬をもらいました。これも痛くてつけれるかどうか分からないとのこと。

やはり塗り薬は口内炎を触るので痛くて一度しかつけませんでした。

色々考えて、市販の口内炎パッチを買って来て試すことにしました。

口内炎の先に貼って、ものが当たるのを防ぎ、痛みを少し和らげることができます。これは少し効果があったように思いました。

ただ、寝ている時に娘は舌を動かすので、口内炎パッチが剥がれてしまい、そうすると、痛いのと、

運が悪いと、張り付いたパッチを無理に剥がした状態になり、舌先に良くないようにも思いました。

でも、娘はパッチが剥がれると張ってほしいと言っていたので、パッチは痛みの緩和に役立ったと思います。

苦しい日々を3日程過ごし、その後、娘は昨日まで痛がっていたのがウソのように、

全然痛くないと言ってたくさんご飯を食べ始め、すっかり手足口病が治ったのでした。

時間が解決すると言っても、本当に苦しい数日間でした。

もう絶対になりたくありません。

 

 

と思って数年後、、、

一番下の娘が手足口病になりました。真ん中の娘の時に経験したので覚悟はできていました。

この時は最初にお尻に汗疹のようなぶつぶつができました。

手足口病の時に、最初にお尻にぶつぶつができ、病院に行っても何の病気かなかなか分からず、結局、手足口病だと判明したというお友達の話を聞いていたので、

手足口病の本格的な症状がでる前に、私は手足口病を疑いましたが、

病院では、お尻のぶつぶつはそれ程気にされず、

今は夏風邪の診断だけど、この先手足にぶつぶつができたら手足口病かもしれないとの診断でした。

病院に行った日の午後、手足にうっすらとぶつぶつのようなものが出来て来たような、、、。

夕方遅くまでやっている別の病院に行きました。しかし、残念ながらそこでもまだ手足口病と判断出来ないとのこと。

明日になって、ぶつぶつが手足口病の特徴となる場所に出て来れば、手足口病なので、安静にしておいて下さい。とのことでした。

口の中が痛くなったらどうしたらいいか聞いてみました。

解熱鎮痛剤を飲んで下さいとのことでした。

そして次の日、言われていた場所にたくさんぶつぶつが出て来ました。

手足口病だと確信し、お薬のないことは分かっていたので病院には行かず、症状が治まるのを数日間待ちました。

幸い、今回は真ん中の娘ほど口内炎は酷くならず、ご飯も少しずつ食べれました。

 

手足口病は判断までに時間のかかる病気ですね。分かったところで薬のないのが辛いところです。